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乳がんとは

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乳がんとは

乳がんは、日本人女性の中で最も多いがん疾患であり、その患者数は年々増加しています。30代から発症者が増え始め、特に40歳以上の女性に多く見られます。日本女性の9人に1人が、生涯で一度は乳がんを発症するリスクがあると言われています。
しかし、女性のがんによる死亡者数では、4番目に多い数であることから、早期発見できれば治癒できる可能性の高いがん疾患とも知られています。
乳がんは、初期段階では症状が目立たないことが多いため、定期的な検診やご自身での日頃の乳房チェックが非常に重要です。日々の生活の中で違和感や症状が現れたら、速やかに乳腺クリニックを受診することを心がけましょう。

乳がんの症状・できやすい場所

  • 胸が張る、傷む…
  • 脇の下の腫れやしこり
  • 腕を挙げたときに、乳房のへこみが確認できる
  • 乳房のしこり
  • 乳頭のただれ
  • 乳頭から血液の混ざった赤茶色の分泌液が出る
  • 乳頭の陥没
  • 乳房が左右非対称に変形

乳がんの発症リスク

リスク因子

  • 肥満
  • 授乳経験がない
  • お酒を沢山飲む・喫煙歴がある
  • 糖尿病がある
  • ホルモン補充療法をうけている、または経験がある
  • 初経年齢が早い
  • 閉経年齢が遅い
  • 初産年齢が高い
  • 出産経験がない
  • 授乳経験がない
  • ご家族のなかに乳癌・卵巣がんにかかった方がいる

乳がんの石灰化とは

石灰化は、乳房組織内にカルシウムの微小な沈着物が生じる現象です。
これらは一般的には良性のものが多く、通常は問題ありません。しかし、中には乳がんが原因で生じる石灰化もあり、マンモグラフィ検査はこれらを見つけることが得意です。
特に、非浸潤がんと呼ばれるがんの一種は、しこりを形成せずに石灰化を引き起こすことがありますが、これらを放置するとやがて浸潤がんへと変化します。

遺伝性乳がんとは

5〜10%は遺伝性といわれています。乳がんは食生活などの環境因子が複雑に関与して発症しているとされており、90〜95%は遺伝以外の環境因子が関与している事になります。
ご家族に乳がんに罹患した経験がある方がいますと、その方の乳がん発症リスクは高くなります。親・子・姉妹の中に乳がん患者さんがいますと、いない方と比較し、2倍以上乳がんに罹りやすいことが分かっています。また、祖母、孫、おば、めいの中に乳がん患者さんがいますと、1.5倍のリスクがあることも分かっています。
遺伝が関与する乳がんに、「遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC; Hereditary Breast and Ovarian Cancer syndrome)」があり、これはBRCA1あるいはBRCA2という遺伝子に変異があるものと言います。HBOCでは、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、膵がんなどの発症リスクが高いことがわかっています。

セルフチェックと
ブレストアウェアネス

ブレストアウェアネス(breast awareness)とは、乳房に異変がないか気にかけてあげる行動習慣のことです。具体的には、以下の4つのステップで構成されています。

  • 1.自己チェック:日常的に乳房を見て触れて、自分の乳房の状態を知ること。
  • 2.異変の認識:乳房に生じる変化(しこり、皮膚のへこみ、乳頭からの分泌物、乳頭や乳輪のびらん)に」気づくこと。
  • 3.行動:変化に気づいたら、すぐに医師に相談する。
  • 4.定期的な検査:40歳になったら、2年に1回、乳がん検診を受けること。

正常な乳房の状態を把握することが、異常に気付く第一歩です。以下のセルフチェックのポイントを参考にしながら、日常的なセルフチェックを通じて、ささいな乳房の変化に気づけるようになりましょう。

タイミング

月経周期によって乳房の状態は大きく変わってくるので、乳房のはりが和らぐ、月経終了後1週間以内にセルフチェックを行うことを心がけましょう。また、閉経している方は、忘れないために毎月同じタイミングで行えるよう、セルフチェックの日を決めましょう。

ボディソープやボディクリームを使って

しこりに気づきやすくするために、ソープやクリーム、オイルを使用し指の滑りを良くしましょう。触る時は、4本の指を揃えて指の腹を使い、10円玉大の「の」の字を描くように外側から内側に向かって指を回していくのがポイントです。肋骨を感じる程度の強さを意識しましょう。

鏡を見ながら

鏡を見ながら、両腕を高く上げたり、両腕を腰に当てて腕に力を入れた状態で、ひきつれやくぼみ、ただれがないかを確認します。また、正面を向いた状態で乳房・乳首に左右差・変形がないかも確認しましょう。

乳房の大きい方は、仰向けになって

乳房が大きいと、立っている状態ではしこりを見つけづらい場合があります。
背中に枕やタオルを敷き、胸を反った状態で仰向けになりましょう。片腕ずつあげながら、反対の指でセルフチェックを行います。

しこりだけでなく、乳頭も

乳頭を軽くつまみ、血液や赤茶色の分泌液が出てこないか、確認しましょう。

定期的な検診で、
早期発見を目指しましょう

乳がんは、日本人女性において、がん疾患の中で最も発生率が高い一方、死亡者数は4番目になります。早期発見と適切な治療を受ければ、他のがんよりも治癒の可能性が大きく高まり、乳房を切除することも、命を落とすこともなく完治することができます。症状の有無に関わらず定期的に検診を受け、違和感を感じた際には迅速に乳腺クリニックを受診し、早期発見を目指しましょう。